最後は、モチベーション管理。つまり気持ちのアゲ方です。新年の抱負における気持ちのアゲ方は、やっぱり「初詣に行くこと」。いわば「神頼み」の儀式ですが、DFDNオトコとデキるひとでは、そのお作法が正反対でした。
・DFDNオトコ:神頼みは1度きり。年始のお参りで「今年は〜になりますように」と祈る。
・デキるひと:初詣に限らず、日常的に神頼みをしている。定期的に通う「願掛けスポット」を持ち、「これから〜をしようと思います」と報告する。
デキる人ほど「お気に入りのパワースポット」がある
デキる人には、たいてい自分お気に入りの「パワースポット」があるもの。自分の気持ちや決意を整理したり、報告する。これも、女子力が要る神頼みのお作法ですが、日常的な「儀式」を上手に使って気持ちをコントロールするのは、かなり効果が高そうなお作法と言えます。
新年の抱負とは、まさにその人の「じぶんせんりゃく」。毎年「がらがらぽん」の思いつき、一流を真似しただけの数値目標設定、気持ちをアゲる儀式は新年だけ……。こんな日本のオトコ社会のやり方は、もはや時代に合っていないんです。
ぬか漬けを作るときのように、1つの方針を熟成させて、イメージやストーリーを明確に描いて、日常的な儀式で上手に気持ちをアゲる。これからは、こんな女子力の高い「せんりゃく」を新年に立てられる人たちの時代である気がします。
〜「The Economist」より
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