部下とは、あなたの「下」にいる人ではない 幸せで慕われる上司になる方法
上司であるあなたが、本当にしなければならないこと
部下を持つとは、その部下の仕事についての責任も持つということ。管理職の仕事に専念できるとは限らず、上司となる人の負担は増えることが多いでしょう。そんな中で、なんとか部下を指導しようとするものの、なかなか部下に響かない、仕事の成果にもつながらない、などということもあるのではないでしょうか。
上司として、部下から慕われたい、仕事も上手にこなしたい……。誰しもこのように願うものです。
では、なぜそうならないのでしょうか。そこには根本的な原因があります。
ここで、もう一度よく考えてみましょう。上司であるあなたが、本当にしなければならないことは何でしょうか。部下を励ますことでしょうか。部下を管理することでしょうか。仕事の成果をあげて会社に尽くすことでしょうか。――あなたが上司として本当にしなければならないことは、まず「部下に幸せを感じさせること」です。
人は自分が幸せでなければ、他人の幸せを心からは願えません。自分が幸せでないと、職場の幸せも仕事の成功も願うことができないからです。それでは、部下を幸せにするためには、上司であるあなたがしなければいけないことは何でしょうか。
さまざまな職場をコンサルタントとして見てきた経験から、部下は以下のようなときに幸せを感じると考えます。
・裁量が与えられ、自由にさせてもらえる
・自分の良さを認めてもらえて、長所を伸ばしてもらえる
あなたが部下だった時にも思い当たる節はないでしょうか。
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