週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

部下とは、あなたの「下」にいる人ではない 幸せで慕われる上司になる方法

7分で読める
  • 坂本 松昭 マネジメントストラテジスト
2/4 PAGES

あなたが以下の3つの心構えを持つだけで、部下を幸せにすることができます。

・何度でも同じ話を聞く覚悟を持つ
・部下を勝手に評価しない
・部下のことを好きになる

この3つです。

何度でも同じ話を聞く覚悟を持つ

それでは、最初に、「何度でも同じ話を聞く覚悟を持つ」についてです。

部下を持つと、別々の部下から同じ話を聞かされることがあります。でも、その話を何度でも聞く覚悟を持たなければいけません。

「その話は聞いたよ」
「その報告はさっき受けた」

などと言ってはいけません。そう言ってしまうと、部下は落胆するばかりか、次第にあなたには最小限の報告しかしなくなる可能性もあります。

部下の話は、いつどんな時でも、まるで初めて聞いたかのように聞くように努めるのです。一度聞いた話であっても、そうとは悟られないように、最初から聞きます。

こうすることは、あなたにとってもメリットがあります。そうするうちに、同じ話にもかかわらず、不思議と新たな発見ができるようになるのです。最初のうちはおっくうでも、同じ話を、違う部下の視点から聞くことが楽しみになっていきます。

話す落語家が違えば、同じ話であっても、まったく新しい発見があるといいます。これと同じように、同じ話であっても、何度でも味わえるようになることが部下を幸せにする上司への近道です。この方法は、上司であるあなたも幸せにしてくれるはずです。

どのような話にも真剣に耳を傾けてくれる上司を慕わない部下はいないからです。そして、部下の話にアンテナを張ることで、あなた自身も常に新たな発見ができる上司へと生まれ変わります。あなたの方から進んで部下の話に耳を傾けたくなるようになれば、ますますさまざまな情報が入ってくるようになるかもしれません。

ここで大切なポイントがひとつ。

次ページが続きます:
【大切なポイントとは】

3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象