ポルシェ「パナメーラ」は一段進化を遂げた

後席広々の新仕様「エグゼクティブ」の正体

パナメーラは大きく、911はよりレーシーに……。2016年11月のロサンジェルス・オートショーで発表されたポルシェのニューモデルは、拡大する同社の多様性を象徴する魅力を持っていた。

パナメーラの追加車種「パナメーラ エグゼクティブ」

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

ポルシェにとってとても重要なマーケットであるロサンジェルス。そこでポルシェはいくつかのニューモデルを発表して話題を呼んだ。ひとつは先にフルモデルチェンジを受けたパナメーラの追加車種、パナメーラ エグゼクティブだ。

パナメーラ エグゼクティブはその名前が示唆するとおり後席重視のエグゼクティブ仕様。ホイールベースが通常のパナメーラより150mm伸びて3100mmに。全長5199mmという堂々たる車体は、移動する時間も仕事にいそしむエグゼクティブのためのものである。旅客機のように後席には折りたたみ式のデスクが備わるうえ、車載WiFiなどコネクティビティも完備。さらに左右独立したモニタースクリーンも用意され、寸暇を惜しんで働くビジネスパースン向けの仕様ともいえる。

エンジンラインナップは3種類。ベースモデルともいえるのが、新開発の2995ccV6エンジン(243kW(330ps)の最高出力と450Nmの最大トルク)にフルタイム4WDシステムを組み合わせたパナメーラ4 エグゼクティブ(1303万円)。その上にはパナメーラ4S エグゼクティブ(1762万円)があり、2894ccのV6から324kW(440ps)と550Nmを発生する。ガソリンエンジンのトップモデルはパナメーラ ターボ エグゼクティブ(2540万円)で、404kW(550ps)、770Nmと超がつくパワフルさである。すべてのモデルが変速機はツインクラッチのPDKだ。

もうひとつ、プラグインハイブリッドモデルも同時に用意された。パナメーラ4 E ハイブリッド エグゼクティブ(1529万円)である。きびしい環境規制をしくカリフォルニア州のショーだけあって、今回はこれが最も目立つところに展示されていた。2894ccのV6ガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルだ。

エンジンは243kW(330ps)の最高出力と450Nmの最大トルクを発生。そこに400Nmの最大トルクを持つ電気モーターを組み合わせている。スポーツクロノパッケージを装着すると静止から100km/hに加速するのに4.7秒の驚く速さが発表されている。

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