ポルシェ「新型パナメーラ」知られざる秘密

スポーツカーとセダンは融合できるか

生まれ変わった2代目ポルシェ

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

ポルシェ初のセダンとして2009年に登場したパナメーラが、今年6月フルモデルチェンジを受け2代目となってデビューを飾った。プラットフォームだけでなくパワートレインも刷新した新型は、如何なる進化を遂げたのか。日本上陸を前に、ドイツ・ドレスデンで開催されたワークショップでそのポテンシャルを探った。

ドイツはシュトゥットガルトの本社隣接地に、2008年末に完成されたポルシェ博物館。奇抜な外観が目を引くその施設を訪れる幸運に恵まれたとしたら、是非チェックをして欲しい1台がある。

そのモデルの名は「タイプ754 T7」。これが、かの初代911のプロトタイプであることは一見して明らか。だが実際に発売されたモデルの流麗なルーフラインとは異なり、ノッチバック・デザインが採り入れられたそのルックスは、率直なところどうにも“スタイリッシュ”とは言いかねるものだった。

そんな“醜さ”ゆえに、計画がキャンセルされたともいわれるこのモデルは、後席にも大人2人がゆったり乗れることを考慮したパッケージングを特徴とする。その後も、フル4シーターで4ドアを備えた様々なモデルを計画しては立ち消えとなって来たのが、実はポルシェ社の“影の歴史”でもあるのだ。

次ページすべてのモデルは911に帰属する
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