ホンダ「NSX」は超高級車として通用するのか

10年ぶり復活したスーパーカーの実力と価値

ホンダ新型「NSX」が発表された(撮影:尾形文繁)

ホンダ「NSX」。2代目に当たる新型が日本でも発表され、来年2月末の発売に向けて受注が始まった。26年ぶりのフルモデルチェンジ(全面改良)。初代の生産終了から10年を経て復活した2人乗りスーパーカーだ。

新型「NSX」は2370万円

新型NSXについて、多くのメディアが真っ先に報じたのが2370万円という車両価格だ。無理もない。初代モデルが1990年に登場した際の約3倍にも当たる。日本で販売された日本メーカーの乗用車でこれを超えるのは、NSXとほぼ同じジャンルで2009年に発表された「レクサスLFA」の3750万円だけだ。しかもLFAは全世界500台限定だったのに対し、NSXは初年度の日本における販売目標が100台とはいえ、れっきとした量産車である。

 

ホンダでいえば昨年、2輪レースの最高峰、モトGP参戦中のマシンに一般公道走行のための最小限の変更と保安部品追加を行った「RC213V-S」を2190万円で販売している。しかしこちらはサーキット向けに開発されたマシンを公道で乗れるようにしたもので、公道向けの車両としてはNSXが最高峰となる。

次ページ価格にスポットが当たったもうひとつの理由
関連記事
トピックボードAD
  • グローバルアイ
  • 湯浅卓「トランプ政権の真実」
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
トヨタとソフトバンク<br>入り乱れる異業種連携

「モビリティサービス会社に変わる」宣言をしたトヨタ自動車が、常に先を行くソフトバンクに頭を下げた。世界企業の合従連衡を1枚で表した「自動車・IT業界地図」に崩れる垣根が一目瞭然。