「嫌われ者」の状況を変えねば仕事は進まない

「いちいちモメる」日々を変える3つのヒント

社内の人間関係に悩んでいます(写真 :マハロ / PIXTA)

※ずんずんさんへのお悩み相談は こちらから。

【ご相談】
私はすでに需要が減少しつつある古い産業におりまして、社長以下役員会は「このままでは会社が持たないから現事業が収益を出せている今のうちに新事業を考えろ」と大号令。私はたまたまやってみたい事業があったので、ある製品とサービスを組み合わせた企画を提案したところ通り、所属メンバーは私のみの新事業部署が立ち上がりました。
やってみたいことではあったので当初はやる気満々だったのですが、困ったのがバックオフィスや営業部門との調整。傾きかけている会社なので、バックオフィスも営業も、日々カツカツ。私が展開する“今まで社内になかった発想のビジネス”をねじこまれることとなり、ものすごく怒っています。私の新事業はまだ収益を出せるところまでは行っていないため、「てめえのために余計な仕事やってやってんだよ、こっちは!」と切れられる始末。役員会決議を通って、人事まで発令された事業に対して、私の趣味に付き合わされているという態度を隠そうともしないので、ほとほと困っています。新事業は社長の意向だというカードを切ってみたものの「あの2代目(※社長のこと)にビジネスがわかっているわけないだろうが!」とさらに切れられてしまいました。
私は私で立ち上げ期のため激務で余裕がないですし、そのうえ、根回しや太鼓持ちが得意なわけでもなく、むしろ短気で余計なことを口走りがちで人生を損してきた側の人間です。何回説明しても「お前の態度が気に入らない」という理由で処理を後回しにされてしまい、こちらはこちらでぶち切れてしまうことも増えました。社内でどんどん立場が悪くなっていることを思うに「育ちが悪くて人間性が不足しているような人間は企画なんて出しちゃいけなかったんだ……」と落ち込むことばかりです。
新事業そのものは取引先からは期待も高く、かなりの手応えも感じています。2~3年で会社の収益に貢献できそうな見込みも立っているだけに、そこにたどり着く前に潰れそうなのが悔しくてたまりません(弊社はバックオフィスや営業を通さないと入出金ができないため、彼らを通さないと事業ができないのです)。
人間性のほうも、昔に比べれば随分ましになったと古い付き合いの人たちには言われるので、決して改善の努力を怠っているとも思わないのですが、組織で受け入れられる水準ではないようです。
ずんずん先生、品性に問題あるような人間は、新しいことなどやるべきではないのでしょうか……?
(ペンネーム:頭髪の悩み、より)
次ページずんずんさんからのアドバイス
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
改正対応待ったなし!<br>働き方と仕事の法律

同一労働同一賃金の本格化、中小企業でのパワハラ防止対策の義務化など、今年は重要な改正法の施行が目白押し。2022年に施行される法律の要点に加え、昨年の4月に施行された改正民法も総点検。改正ラッシュへの備えを万全にするための法律虎の巻です。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT