有休取得・夏の陣!"戦略的な"取得法とは?

「いつとるの?」「今でしょ!」は通用しない

7月になり、夏到来です。学生の頃は夏休みをどのように過ごそうかとウキウキワクワクしたものです。しかし社会人になると、自分の都合だけでは長期休暇を取れないのが現実です。

女性部下「課長。夏にイタリアに行くことにしたので、有給とって1週間休みます」

男性上司「おいおい何だって? 1週間?」

女性部下「ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネチアと回りたいので!」

男性上司「……君ねぇ、こんな成績で休みなんかとっている暇はないだろう。当然、仕事だ! イタリアに行きたいなんて、それは君、若気の“いたりや”!」

女性部下「(うわ。超絶つまらない)でも、もうチケットも取ったんですけど……」

とある会社での女性部下と男性上司の会話です。これを読んで皆さんはどう思われましたか? 「女性部下がかわいそうだ」でしょうか? それとも「いやいや男性上司が正しいよ」でしょうか?

女性部下に有給休暇を取得する権利はもちろんあるのですが、それは「事前に業務を調整したうえで」取得するのが前提です。一般的に、社員から有休取得を申告されたとき、会社側は有休そのものを取らせないということはできませんが、繁忙期などを考慮して「取得日を変更してください」と調整することは可能なのです。

女性部下「えーーー!それじゃ実際に有給なんて取れないのと一緒ですよ!」

その気持ちもよく理解できます。私の主宰する営業部女子課でも「有給休暇は基本的には使わないのが当たり前といった悲しい雰囲気があって。そもそも代休を消化するのに精いっぱいで、有給休暇どころではないみたいですし」という意見もありました。では実際の会社の有給取得率はどのくらいなのでしょうか? 「平成24年就労条件総合調査」(厚生労働省)によれば、労働者が有給取得した平均日数は9.0日で、取得率は49.3%となっているそうです。実際には有給休暇をフル取得できる余裕もない、と嘆く会社も多いのが現状のようです。

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