ズボラ社員の為のバッグインバッグ超活用術 "名刺入れ行方不明事件"もこれで即解決!

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バッグインバッグの選び方「3つのオキテ」

では、実際にバッグインバッグを選ぶとしたら、どんなものを選ぶのが正解なのか。前出の松屋銀座バイヤー、黒岩さんの協力も得て考えてみた。

必携道具が入る大きさで軽めのバッグを

1.必携の仕事道具の中で最も大きなモノが入るバッグを選ぶ

当たり前だが、必ず持ち運びたいものが入らなければ、意味がない。例えばノートPCが必須の人はそれが入るサイズを選ぶ。ノートPCを使う人は、ウレタン製の緩衝材が入ったバッグインバッグもあるので、それを選ぶのがいいだろう。

2.素材はなるべく軽いものを選ぶ

基本的にバッグの中に入れるものだ。それほど堅牢な素材である必要はない。それよりも、意識したいのは「軽さ」だ。なるべく重くならない、ナイロンやポリエステルなどを選ぶのがベターだろう。

3.「外使い派」はクラッチバッグ風、「デスクワーク派」は自立型を選ぶ

社内外のちょっとした打ち合わせやランチタイムにもバッグインバッグを持ち歩きたい――。そういうタイプの人は、軽めのクラッチバッグをバッグインバッグとして転用するのも手だ。ちなみに黒岩さんはまさにクラッチバッグを使っている。外で使ってもスタイリッシュだ。

もっとも、外での打ち合わせが少ないデスクワーク派ならば、文具メーカーなどから出ている、取り出してそのまま自立させられるタイプもおすすめだ。自分のデスク脇におけばすぐに仕事ができる。固定席がないフリーアドレス制のオフィスなら、バッグインバッグを置けば即席の「自分の仕事空間」ができあがる。

以上、バッグインバッグのメリットと選び方を紹介してきた。ズボラな人ほど使い勝手がいいことがわかってもらえたのではないだろうか。

箱田 高樹 カデナクリエイト

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はこだ こうき / Koki Hakoda

1972年新潟県生まれ。江戸川大学社会学部卒業後、カデナクリエイト入社。ビジネスマン向けの媒体を中心に執筆・編集を手掛ける。著書に『カジュアル起業~"好き"を究めて自分らしく稼ぐ~』、共著に『図解&事例で学ぶビジネスモデルの教科書』『クイズ商売脳の鍛え方』など。最新著に『課長・部長のための労務管理 問題解決の基本』(カデナクリエイト他著・マイナビ出版)。

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