ズボラ社員の為のバッグインバッグ超活用術 "名刺入れ行方不明事件"もこれで即解決!

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「バッグインバッグは単なる整理整頓用のケースではなく、クラッチバッグ(ストラップのない手持ちのハンドバッグ)としても、使えるアイテムなんです」と語るのは、自らもバッグインバッグを愛用している、松屋銀座バイヤーの黒岩真一さんだ。

「社内の別の部署で打ち合わせがあるときはバッグインバッグを小脇にかかえて出向きます。ランチのときなどにも便利ですね。サイフはもちろんですが、プライベートのスマホに仕事用のスマホも常に携帯していないといけない。だからといってバッグを持ち運ぶのは面倒だし、ポケットにすべて収めるのも野暮。そこで、クラッチバッグのようなバッグインバッグに入れて持ち歩けば、スマートなんです」(黒岩さん)

入れ替えでありがちな「痛い失敗」も防止

メリット3 「着せ替えだけでバッグチェンジが終わる」

そして3つめのメリットが、バッグを変えるときの入れ替えがラク、ということだ。ビジネスバッグも黒と茶、あるいはブリーフケースとビジネスリュックなどいくつか持ち、「服装や気分によって変える」などという人もいるはずだ。また休日の時にもプライベートのバッグに七つ道具を入れる人もいるだろう。ところが、このとき中身を入れ替えるのは、結構な手間になる。

入れ替え作業時に“ヌケ“や“モレ”があると「やばっ、名刺入れをあっちのバッグに入れたままだ」「手帳をブリーフケースに入れて忘れてきちゃった」「なのに、しっかりフリスクだけ持ってきてるよ、俺」などと、ムダに自分を責めてしまうことになる。

バッグインバッグに仕事道具を一式入れておけば、そんなミスもほぼ皆無だ。バッグインバッグだけをスポッと入れ替えるだけで、バッグの中身の入れ替えは完了。いわば、着せ替え作業のように、気軽にバッグチェンジができるわけだ。

「出張のときなどはとくに便利ですよ」とメーカー勤務のAさんは語る。「出張のときにありがちなのが、『スマホの充電器忘れた!』『毎日飲んでいるクスリを忘れた』という事態。以前はよくやらかしていたのですが、バッグインバッグを使って充電器もクスリも常に持ち歩き、出張だろうと何だろうと、『とにかくバッグインバッグだけは持っていく!』という決め事を一つ作るだけで忘れ物がなくなった」(Aさん)

ちなみに家の中でもバッグインバッグはそのままいつもの定位置においておくと便利だ。「カギどこやった?」「サイフはどこだ?」と部屋の中で探し回ることは意外と多い。

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