■付き合いがいい
誘われると二つ返事で飲みに付き合うような人は、セクハラに遭いやすいと言えます。単に付き合いがいいだけでなく、心のガードが緩い、依存的な部分があるかのように相手に伝わってしまう場合があります。
心の中で嫌だと思っているのに、断れずに行ってしまうという方もしかり。ビジネス上、断るわけにもいかない場合は多いでしょうが、特に二人きりでの食事や飲み会は、きっぱり断るようにしましょう。
■隣に座る
実は座るポジションというのは、人との関係性をつくるうえでは非常に重要です。横並びで座るのは、別名「ラブラブポジション」と言われ、図らずとも親密な感情を抱かせてしまいます。心理学的には、身体の距離が近く、かつ目が合いにくい位置が、最も相手と距離を縮めます。セクハラされそうな相手とはカウンターに並んで座ることは避けましょう。
ちなみに、正面に座る位置関係は「対立のポジション」と言われ、セクハラを防いでビジネスライクに話しをするには有効な位置です。迷わずテーブル席を選ぶ、複数人いたら、親しくなりたくない人の隣には座らないことが大前提になります。
■触っても嫌がらない
ビジネスマナーで触れてもいいのは、手の指先からひじまでといわれています。胸やお尻といった性的な場所に限らず、それ以外の場所を触るのはセクハラです。それをいやがらない人は、OKサインを出していると思われてしまいますから、触られて不快ならはっきり伝えましょう。
直接相手に言えないなら、先輩や上司など人を通じてでもいいので、嫌だと思っていることをはっきり伝えることは非常に重要です。
特に「頭」を触られたことで相談を受けるケースが、最近になって増えています。俗にいう「頭ポンポン」ですね。好きな人にされるなら嬉しいけど、そうでない人からだと吐き気がする……というほど、感覚的に極端に分かれる場所です。
職場は基本、ファッションを楽しむ場ではない
次に、服装など、見た目の特徴を挙げます。
■短いスカートやピンヒールをはく
スカートやピンヒールなど、基本的に女性しか身に着けないアイテムを多用していると、女性を意識させ、セクハラに結びつきやすくなります。スカートは短ければ短いほど、ぴったりしていればなおさら、ヒールは高ければ高いほど、セクハラに遭いやすくなると言えます。
職務内容で致し方ない場合を除き、職場は、基本ファッションを楽しむ場所ではありません。セクハラ上司のいる職場で働いている人や、セクハラされやすそうな相手と会う時は、パンツスタイルやローヒールが無難です。退社後に予定があるなら、どこかで着替えるなどしましょう。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら