多くの高校生の場合、いちばんわかりやすいのが、大学受験校の設定でしょう。これは今の自分の学力をもとに考えるのではなく、「大学で何をしたいのか?」という視点で決めます。しかし、それが漠然としている高校生が非常に多いのが実情でしょう。ですから、そのときは大学について「調査」するように言います。
すでに大学の情報を十分に収集済みならそれでいいでしょうが、自分の能力について考えたこともなく、まして、自分の将来について考えたこともない場合は、大学を調べることから始め、そして自分のやりたいことを考え、それをどこで学ぶかを決定するのです。
目標を達成するまでのプラン作り
2.スケジュールをつくる
次にその目標を達成するまでのプランを作ります。受験までの大雑把な計画(全体的な計画)と日々の計画(目先の計画)を作ります。特に、部活動をやっている生徒の場合、時間が限られるので、学校の授業、学校の行き帰りの時間、すき間時間を使う必要があります。そして、どれぐらいの時間勉強したかを数値化して把握することも有効でしょう。
しかし、スケジュールについては、なかなか生徒が自分で作るのが難しいという問題があります。そして次に継続できないという問題が発生します。ですから多くの場合、無計画や計画倒れで終わってしまうでしょう。ではこれを防ぐにはどうしたらよいでしょうか。
ずばり「学校の先生に指導を仰ぐ」のがよいでしょう。やり方がわからなければ、先生に尋ね、そして継続できるようにするには、誰かに見てもらう必要があります。
本来は自分で自分を管理していくのがよいのですが、それが難しい場合は少なくないでしょう。先生は、快く見てくださるはずです。初めに述べたように、希望を持って「はっきりと、本気でひとつのターゲットに絞る」ことができているならば、きっと周囲も応援してくれるはずです。
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