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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「目標達成へまっしぐら」に進める子の秘密 「決めたことは実現していく」を教えよう

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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3.効率的な学習方法を知る

そして、最後に、各教科の効果的な学習方法を知ることです。私は講演会では、この部分は全体の20分ほどしか時間を割きませんが、各教科、まずはこれをやると「学力の”はずみ車”が回り始める」という話をします。

学習にはやはり効率的な方法というものが存在します。それを知ると知らないとでは、時間効率がかなり異なります。学習方法については、ちまたにたくさんの本が出ていますので、それを参考にされるか、学校の先生に聞いてみるのもよいでしょう。

実は、日頃の講演会では、以下のような手順をご紹介しています。1がここでの話にあたります。

【手順】
1)各教科の学習方法を知る(各科目にはできるようになるメカニズムがある)
2)特に時間が取れない生徒の場合、量より質の勉強法を知る
3)勉強法はさまざまあるが、特に自分の境遇にあった方法を、先生に相談して決める

 希望を生み出すような話をしよう

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2と3は、教育の専門家である先生にお任せするとして、家庭でできるとしたならば、1の話になるでしょう。

高校生が、勉強しない、勉強できないという状況で、無理やり勉強をやらせるというのは正しい方法とは思いません。また、塾に行かせれば何とかなるというのも幻想に終わる可能性が高いのです。何しろ、勉強に対してネガティブイメージを強く持っており、今の自分に希望が持てない状況の中で勉強をさせても水の泡になるからです。

ですから、冒頭で申し上げたように「決めたことは、決めたとおりに進んでいくので、何を決めるかが大切である」という話を何よりも初めにする必要があると感じています。そこにしっかりと時間をとって、親子の信頼関係をベースとしたお話をされてみてはいかがでしょうか。もちろん、お説教ではなく、希望を生み出すような話をしましょう。

どのような子にも、何かしらの才能が必ずあり、目標を達成させるだけのエネルギーがあります。ぜひ、はじめの“歯車”を回してあげてください。するといつの間にか、その歯車が勢いよく回りはじめ、自己コントロールができる子になっていくはずです。

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