目的不明?PTAの総本山にわき上がる疑問

ここでも「強制がつらい」という悲鳴が!

「市P連が春に主催する研修会は、よかった。各PTAの同じ役職(副会長、書記、会計など)の人同士で、情報交換できる。普段、ほかの学校(PTA)のやり方を知る機会がないので、とても参考になった」
「都道府県Pや日Pに参加するのは意味がないと思うが、基礎自治体(市区町村郡)のP連は、行政や教育委員会との交流・折衝において、意味があると思う」
「地域に公園を増やすよう、P連で要望を出しています。もし実現するなら、P連をやっていてよかったと思う」
「P連がとりまとめているサークル活動(強制ではないもの)は、みんな楽しそう。バレーボール、コーラス、卓球など」
「(P連に)専従の職員がいて、単Pの活動をサポートしてくれる。非加入者への対応に悩んでいたとき、相談に乗ってくれてありがたかった」

なお、P連の専従職員については、残念な話を聞くことも多いのですが、なかにはPTA活動の問題点を改善しようと一生懸命奮闘している職員さんも確実にいることを、念のため書き添えておきます。

改善すべき主な問題点

さて、このようにP連に対しては、さまざまな肯定的な評価・否定的な評価があります。

ただし“肯定的な評価”は、「そんなに、イヤじゃない」というニュアンスのものが多く、積極的にP連やその活動を評価するものは少ないようです。

以下、P連について、筆者が「特に改善が必要」と感じる点について、ざっくりとまとめておきます。

1 強制をやめる

各PTAでの参加強制や加入強制が問題になっていますが、連合組織であるP連においても強制が行われているのでは、各PTAで同様のことが起きてしまうのも無理はありません。

これまでさんざん書いてきたことですが、活動を強制するからPTAは嫌われるし、つまらなくなるのです。P連こそがまず、自主性に則った活動をする必要があるでしょう。強制するのは法にも反します。

2 会計情報をしっかり開示する

ほとんどのP連は、情報開示が不足していると感じます。P連の活動はPTA活動と違い、一般保護者の目に触れる機会がほとんどありませんが、一般保護者から集めたおカネで運営しているわけですから、ちゃんと説明する責任があるでしょう。

現在、会員がどれくらいいて、全部でいくらの予算や資産があり、何にいくら使い、どんな活動をしているか。そういったことを、一般公開のホームページなどを使って、広く知らせるのが道義ではないでしょうか。

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