パーティーで英語を話せるようになるには? ビジネスパーソンの英語学習法(その4)

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教育が、長期的な経済力に大きな影響を与えることは言うまでもない。日本の教育全般は世界 でも高い水準を維持している。しかし、英語教育だけはグローバル化の要請に応えることができていない。このまま英語教育を放置すれば、今後の経済に大きな マイナスとなることは確実である。
英語教育の改革をどんどん進め、若者の英語力を高めているアジア諸国に追いつくにはどうすれば良いのか。国家的な問題としての英語教育を考え、具体的かつ即効性のある改善策を模索する。それがこの連載「英語教育2.0」のコンセプトである。
ビジネスシーンだけでなく、パーティーでも英会話力が不可欠だ(撮影:今祥雄) ※本文と写真は直接関係ありません

今回で4回目となるビジネスパーソンの学習法では、前回までに引き続き、TOEICスピーキングテストの上手な活用法、また、スピーキングテストを目標とする具体的な研修方法を提案していきたいと思います。

6つのパートに分れているTOEICスピーキングテストのうち、パート1、パート2についてはすでに学習方法を詳しく解説しましたので、今回はパート3をじっくり見ていきたいと思います。

社会に出て漠然と英語が必要だと感じている人の中には、ビジネスで役に立つスピーキング能力を伸ばすために、いったい何から手を着けていいかわからない人も多いと思います。また、肩に力が入るあまり、最初から難しい経済や政治について話せるようになろうとして、挫折してしまった人もいるかもしれません。

でも、実際、海外での商談や会議では、あなたの周辺の話をすることが、たいへん多いのです。あなたの会社、あなたの仕事、あなたの趣味、あなたの体験談、あなたの人生と、“あなた話”が会話の大部分を占めると言ってもいいほどです。

ですから、まずはあなた周辺の話題を、スラスラ話せるようになりましょう。難易度の高い政治経済などのトピックについて語れるようになるのは、その次です。

たとえば、あなたがニューヨークに赴任したとします。まずやらなければならないのは、自己紹介、自社紹介。これで自分という存在を印象づけ、覚えてもらわなければなりません。さらに、私たちが外国に行くときは、日本人として出ていくわけですから、日本の国のこと、自分の暮らす地域のことなどについて話す機会が多くなります。外国人から質問される事柄の多くが、日本がらみのものになるからです。

次ページ自分周辺の話の台本を作るべし
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