ここで皆さんに英語を話せるための第一歩として必ずやってほしいのが、ブラッツのスピーキングテストのパート1で答えなければならない6項目すべてに関して、数十ワードの自己紹介文を台本用に作ることです。目安30〜100語で入力してみてください。もちろん、完成したら保存して、暗記できるまで音読をしてください。
そうして覚えたものは、使用頻度はとても高いので、すぐに仕事で役に立ちます。仕事のファーストミーティングや空き時間、移動、ランチ、ディナー、パーティなどで話題になるのは、まずこのあたりのことですから。そうして、経験を積みながら、台本の修正を重ねます。このハードルを越えなければ、経済や政治を語るなどは夢に終わってしまいます。
TOEICの問題で武装せよ
さて、次の段階です。ここからは、TOEICスピーキングテストのPart 3を活用していきます。こちらは、毎回テストごとに質問が変わります。形式としては「あなたがある国のリサーチ会社のアンケートに電話で答える」というものが多いです(下のサンプル問題を参照)。食事、居住地、将来の目標、ファッション、旅行先についてなど、聞かれる内容は多岐にわたりますが、質問は「Do you …?」、「Could you describe your…?」と、つねにあなた周辺のものとなります。
ですから、公式ガイドのサンプル問題や参考書にあるPart 3の問題に関しても、上記のブラッツと同じように一つひとつ書き出し、台本を作っていきます。ただし、こちらは私が作った模範解答のように15秒で解答する1と2は10〜15語、30秒で解答する3は30語前後でOKです。できたら、音読をして暗記するように心がけてください。
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