仕事が速い人が通う「駆け込み部屋」の効果

集中できる時間はこうしてひねり出す

仕事が速い人は「シェルター」を持っています(写真:saki / PIXTA)
「まだ時間はあるから」といって、今日も残業を予定していないでしょうか。集中力を欠いたまま仕事をしても、アウトプットの質やスピードは上がりません。日本IBMのシニア・プロジェクト・マネジャーとして数百人のメンバーを抱える木部智之氏は、仕事が速い人は集中する工夫をしていると言います。
『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』の著者であり、自他共に認める“スピード狂”である木部氏に、いっきに集中して仕事を素早く終わらせる秘訣を聞きました。

 

自分が集中してやるべき仕事があるのに、オフィスだと周りの人に話しかけられたり、電話対応をしたりと、作業の途中で横やりが入ってしまいます。仕事をしている以上、それは仕方がありません。それが仕事というものなので、嫌がったり、愚痴を言ったりするのは絶対にやめましょう。

よく、メンバーから話しかけられるたびに「忙しいオーラ」「話しかけるなオーラ」を出したり、相手を待たせたりする人がいますが、そういう人はリーダー失格だと私は思います。

それでも、期限が近く、どうしても集中して作業をしないといけないときがあります。そんなとき、私は、集中するための時間と場所を意図的に作り出すようにしています。そのような時間と場所を、私は「シェルター」と呼んでいます。

会議室を借り切って「シェルター」にする

私のシェルターのひとつは会議室です。会議室を1~2時間確保してひとりでこもり、自分がやるべき作業に集中します。そのときはメールも読みません。

メンバーは私が席にいないので、会議か何かで席を外していると思い、特に緊急のことでない限りは私が戻ってくるのを待ちます。その間に自分がやるべき仕事を片付けてしまいます。

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