その「ささいな不調」、実は食中毒の症状かも

急な腹痛、下痢、嘔吐、発熱…だけじゃない!

持参のお弁当やコンビニ飯でオフィスランチという方も、食中毒には要注意(写真:kaka / PIXTA)

8月に入り、いよいよ夏本番。この時期、熱中症対策とともに必ず気を付けたいのが「食中毒」です。昨年度の政府の統計では、夏の食中毒の発生は6~8月にかけてが最多。場所・施設別では、飲食店での発生が過半数を占めていますが、オフィスなどでの例も報告されています。

オフィス内で日常的に取っている何気ない行動が、食中毒を引き起こす原因になっている……なんてことも考えられます。覚えておくと便利な予防法・予防食材とともに見ていきましょう!

ちょっとした体調不良程度の場合も

この連載の記事一覧はこちら

食中毒は、風邪などのウイルス同様、目に見えない細菌が食品を通して体内に入ることで、中毒症状を起こる現象です。急な腹痛、下痢、嘔吐、発熱など、わかりやすい症状のものもありますが、意識がボーっとする、息苦しい、胸やけがするなど、ちょっとした体調不良程度の場合もあります。

細菌によっては潜伏期間を経てから災いをもたらすものもあるので、注意が必要です。もし「食中毒かな?」と思ったら、下痢止めなどはできる限り服用せず、有毒物質を体外に出し、早めに医療機関へ行きましょう。

夏の食中毒の原因菌には、発症率ナンバーワン・肉類に多い「カンピロバクター」、卵や鶏肉に多い「サルモネラ菌」、私たちの手にいる常在菌でもある「黄色ブドウ球菌」、そして魚介類に多い「腸炎ビブリオ」などがあります。

次ページ持参したお弁当、常温放置にご用心…
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • この新車、買うならどのグレード?
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
これが世界のビジネス常識<br>会社とジェンダー

「ジェンダーギャップ指数ランキング2021」で日本は120位という結果に。先進7カ国中で最下位かつ、女性の社会的地位が低いとされるアフリカ諸国よりも下です。根強く残る男女格差の解消は、日本経済が再び競争力を取り戻すために必須の条件です。

東洋経済education×ICT