リアル『ちはやふる』の世界を覗いてみた!

会社員が大活躍、「競技かるた」の醍醐味

「畳の上の格闘技」と称される“競技かるた”が今、話題だ。驚くような速さで「百人一首」の札を取り合う対戦風景をニュースなどで見たことはないだろうか。
競技かるたを題材にした青春漫画『ちはやふる』(末次由紀・作、講談社)は、単行本の売り上げが850万部を突破。数々のマンガ賞を受賞し、現在、同作品のテレビアニメも放送中だ。
また年初めにはニコニコ生放送で、競技かるたの最高峰である「第59期名人戦・第57期クイーン戦」が中継され、およそ13万6000人が視聴した。
競技かるたの人気の秘密とその技の極意を知りたいと思い、都内で開かれた百人一首イベントに足を運んだ。
専任読手・稲葉修至さんの美しい読みにより、一触即発の勝負がスタートする
 

集中力、記憶力、瞬発力、そして体力がものをいう競技かるたの世界。1月中旬、その“頭脳派スポーツ”を間近に体感できるイベントが、南青山のスパイラルホールで開かれた。

日本の伝統文化、「百人一首」のさまざまな楽しみ方を体験するイベント「和の魅力発見シリーズTraditional+【vol.3】『百人一首』に遊ぶ」(東京都ほか主催)。このイベントは、日本の伝統芸能や文化を国内外に伝える「東京発・伝統WA感動」事業の中で企画されたものだ。

笙の音色に合わせた歌詠みのワークショップと共にイベントの目玉となったのは、永世名人・西郷直樹さん×永世クイーン・渡辺令恵さんによる“競技かるた”のデモンストレーションだ。

満員の会場では、競技かるたや日本の伝統芸能に興味のある老若男女がステージを見守っていた。

読手が読み始めるのと同時に、畳の敷かれたステージでは札が瞬時に払われ飛ばされる。

 「ほととぎす鳴きつる方を~」

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