投票に行かない?そんな若者は本当にバカだ

田原総一朗が喝!「その一票が政治を動かす」

木本:それほど大事なことをやろうとしているんだ、と聞くと選挙に行かなければ、という気になってきます。でも、そんな大きな事を進めてしまおうとしているとは知りませんでした。

田原:さっき言ったでしょう。安倍さんは選挙が終わってから後出しで大事な政策を出してくる。今回だって同じです。

だから、僕は憲法改正がいかに危ないかを伝えないといけないと思っている。2012年4月、野党時代の自民党は日本国憲法改正草案を作りました。それを読むと、一言でいえば、とにかく国民を縛る憲法なんです。いまの憲法では、国民に言論の自由、結社の自由、信教の自由が無条件に保証されている。ところが自民党の草案によると、「公益及び公の秩序に反しない限り」という文言が出てくる。公益に反しない限りって、分からないよね? そういう気持ち悪いもので国民を縛ろうとする語句がたくさん出てきている。

「自民党は、なぜ国民を縛ろうとしているんでしょうか?」

木本:そうだったんですね。自民党は、なぜ国民を縛ろうとしているんでしょうか。

田原:本当の自由というものが嫌いなんだね。国民が勝手なことをするから、国による縛りが必要だと思っている。木本さんだって本当の自由が好きですか。自由はよくない、なんて思っていませんか。

木本:後輩に対して「お前ら自由すぎやろ」って思っているのはありますけど(笑)。田原さんは自由に対してどんな思いがあるんでしょう?

田原:僕は戦争を知っているから、どんなことがあっても個人の自由を守らなければいけないと思っている。

木本:戦争を知らない世代が、自由に対しての考えがあいまいなんですね。でも自民党が自由を縛る方向に向かっていることを知ると、投票の際の判断材料になりますね。自由をある程度は縛った方がいいと思う人は与党候補に投票をすればいいわけですね。自由を守りたければ、野党候補に入れればいい。

年金のことも真剣に考えよう

田原:憲法改正はともかくとして、とにかく若い人たちは政治に関心を持たないといけない。たとえば年金。若い世代は大変だろうと思うんです。年金なんてもらえなくなりますよ。少なくともいまの40代以後はもらえなくなる。木本さんだってもらえない可能性が高い。

木本:それを聞くと年金納めるのは止めようって思うじゃないですか。そうすると悪循環ですよね。

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