eラーニングはどれだけ活用されている? 自社独自コンテンツの開発も盛ん

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活用する大企業の3分の2は独自コンテンツを保有

eラーニング活用企業のコンテンツ(学習内容)提供元を問うてみたところ、企業規模で大きく異なる結果となった。コンテンツには、eラーニング会社提供コンテンツと自社独自で開発・制作したコンテンツの2種類がある。

eラーニング会社提供コンテンツのみを利用する企業は、中小企業では56%と過半数なのに対して、中堅企業45%、大企業では34%と3分の1に過ぎない。逆に言えば、自社独自コンテンツを開発・利用している大企業は3分の2に及ぶということであり、eラーニングシステム(インフラ)市場、コンテンツ開発(ソフト)市場は、意外と大きいようである。

一方、自社独自コンテンツのみを利用して、eラーニング会社提供コンテンツを一切利用していない割合をみると、必ずしも規模順に並ぶわけではない。大企業が39%、中小企業も35%なのに対して、中堅企業では23%と最も低い数字なっている。見方を変えれば、中堅企業は自社独自コンテンツとeラーニング会社提供コンテンツの両方を利用して、使い分けている企業が多いということになる。

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