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キャリア・教育 #注目の中高一貫校 校長が語る我が校のDNA

筑駒生は3カ月の受験勉強で東大に行く 筑波大附属駒場中学・高校 星野貴行校長に聞く

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――筑駒といえばSSH(※将来の国際的な科学技術系人材を育成することを目指し、理数系教育に重点を置いた研究開発を行う「スーパーサイエンスハイスクール」のこと)にも指定されている点が有名ですが。

そうですね。SSHに指定されて11年目になります。筑波大学まで行って最先端の研究に触れたり、教科書だけの勉強から外に飛び出して学ぶ機会を多く設けています。

例えば、中学1年生では「環境地図の作成」という夏季課題があります。自分の生活する身の回りはどうなっているのか、大きな地図にまとめて発表します。単純に地図にまとめていては面白くありませんから、いかに「見せるか」、いかに「面白いテーマ」を取り上げるか、ということに主眼が置かれています。中にはセミの巣穴を片っ端から観察して、近隣の樹木の状況をまとめたりしてくる生徒もいます。

また、中1と高1の総合学習では「水田学習」と称してケルネル田圃(近くにある由緒ある水田)で稲作を行っています。実際に種モミを撒くところから収穫までの全作業を責任を持って行っています。

渋谷にほど近い都内一等地にケルネル田圃はある

 筑駒流・「真の海外学術交流」とは

加えて、SSHの取り組みの一環として最近では海外との交流にも力を入れています。特に高校2年生を中心とする台湾のトップ校との学術交流が盛んです。さらに、韓国の高校との交流も現在計画中です。

学術交流といっても、ただ単に学校訪問をして、授業風景を見学するようなものではありません。それだけでは真の学術交流とはいえないと思いますし、生徒の国際的な感覚も養われないと思います。そこで、研究発表として、自然科学(物理、化学、生物など)や数学に関する研究成果の発表をすべて英語で行います。もちろん資料の作成もすべて生徒が行います。

資料作成からプレゼンまで、すべて英語で行う。高校2年生が作ったものとは思えない。

こうした取り組みが功を奏してか、特に最近生徒の目は海外に向いてきているように感じます。今年は現役でハーバード大学に進学する生徒がいました。また、一旦、東大に入ったものの、やはり海外のトップスクールに進学したいと考え、とりあえず東大に籍を置くという生徒も増えているようです。

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