上場企業の社長を最も多く輩出している大学はどこか。それを探ったのが、「ニッポンの上場会社トップ・出身大学ランキング」だ。東洋経済新報社が全上場企業を対象に、毎年7月末時点に行っている『役員四季報』調査によると、慶應義塾大学が14年連続で首位を独走している。
この場合、トップとは社長、頭取、代表執行役、代表取締役など各企業の代表者1名を指す。別表のランキングでは上位30校について、10年前(2002年)調査時点と比較して順位を上げた大学を上向きの矢印で、下げた大学は下向きの矢印で、変わらない大学は横向き矢印で表している。
1位の慶應大学は役員数313名。1999年の調査でそれまで断トツの首位だった東京大学を追い抜いてから、14年連続で首位の座を守っている。主な慶大卒のトップは、トヨタ自動車の豊田章男社長、マツダの山内孝会長、キリンホールディングスの三宅占二社長、サッポロホールディングスの上條努社長、ローソンの新浪剛史社長などが挙げられる。
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