4.圧迫面接、高圧的な態度
いまどき圧迫面接ははやらないが、それでもネガティブな意見で最も多かったのが圧迫面接だった。企業が意図してやっているケース、単にその面接官だけのケース、また学生が意識しすぎてそうコメントするケースが入り混じっていると思われるが、そうした印象を学生に残すことは決してプラスにならない。
・「とにかく圧迫だった。隣の人は泣いていた」(証券)
・「面接の間一度も顔をあげてもらえず、顔を見てもらえない圧迫面接だった」(食品)
・「聞く姿勢が最悪。足の裏を見せながら話を聞くなど、とてもちゃんと話を聞いているようには見えず、話す気力も失せた」(生命保険)
・「とにかく全否定。あなたの考えが甘い、自己分析しなさすぎなど、話を聞いてもらえる環境ではなかった。否定されに面接に行ったように感じました」(家具、生活用品)
・「面接官の対応が若手であるにもかかわらず非常に高圧的で、入社したらこんな人が周りにいるところでは働きたくないと思い辞退した」(量販店)
・「人事部長との面接が非常に嫌だった。1対1だったが、暑い中ひたすら圧迫面接をさせられた。家族構成や実家の家賃や離れて暮らす父のことまで根掘り葉掘り聞かれて非常に不愉快だった。思い出したくもない」(不動産)
無礼な態度の面接官が少なくない
5.礼儀知らずはむしろ企業側?
「礼儀知らず」に対する指摘は、企業側からよりも、実は学生側から企業に対して指摘する方が圧倒的に多い。学生は少なくとも評価される立場だから礼儀正しくしようとするが、企業側の、特に人事部以外の一般社員は、意識しないと無礼な態度が出てしまうケースが多いので、気をつけたいところだ。
・「終始、机に肘を置き、ダルそうに対応された。こんなところで誰が働くかよと思った」(人材ビジネス)
・「あくびをずっとしていて、なんども腕時計を見る仕草があり退屈そうだった」(医療法人)
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