
転職活動をしているとき、入社後の雰囲気やキャリアステップをなかなか具体的にイメージしづらいと悩んだことがあるかもしれない。
企業によっては新卒主義が根強いところもあり、中途で入ったはいいが、管理職や役員は新卒からの生え抜き社員がほとんどという場合もあるだろう。逆に、中途採用出身者が多い企業を選べば、中途入社後のキャリアプランも描きやすくなる。

『就職四季報』働きやすさ・女性活躍版では、直近年度の採用者数中の中途入社者の割合と、全従業員中の中途入社者の割合を調査している。
今回は、全従業員のうち中途で入社した社員の割合が40%以上の企業を抽出し、転職で見逃せないポイント「平均年収」が高い順に紹介していく。
上位は半導体関連
1位はディスコ。半導体ウエハ切断・研削・研磨装置で世界トップのメーカーで、総合職平均年収も1716万円とかなり高水準だ。新卒だけで毎年100名超の採用実績があるが、中途採用も多い。全従業員中の約半数が中途採用出身者となっている。
ほかにも、2位レーザーテック、4位東京エレクトロンといった半導体関連のメーカーや、9位東京エレクトロン デバイス、10位伯東のような半導体を扱う専門商社が上位に名を連ねた。
また、3位住友不動産、5位森ビル、6位サンケイビルなど、不動産系企業も上位にランクインしている。
『就職四季報』働きやすさ・女性活躍版では、転勤制度の有無や勤務地、テレワーク利用率、男女別の育休取得日数、25歳・30歳・35歳の年齢別賃金など、新卒就活だけでなく転職活動の参考にもなる情報を多数掲載している。
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