「本当のお金持ち」は目立つことを好まない おカネで買えない信頼は「気配り」でつかむ

ビル・ゲイツとIBMの気配り
ビジネスシーンでのファッションは、自分の好みを優先することより、相手に与えたい印象を十分反映できる服を選ぶことがとても大切です。
たとえば、初対面の人と会話をするとき、誠実な人だと思われたいなら終始丁寧な言葉遣いをするでしょう。逆に、距離を縮めたいならあえてフランクな話し方をするなど、目的に応じて言葉を使い分けているはずです。
現在、ベンチャー企業を率いる私のファッションはもっぱら私服です。金融機関のトップなど堅い業界の上の方と会食をするときは礼儀としてジャケットとネクタイはしますが、スーツを着ないこともあります。相手に礼は尽くしつつも、あくまでも「ベンチャー企業の経営者」として見られたほうがメリットは大きいと思っているためです。
ファッションもコミュニケーションの手段です。さまざまな引き出しを持っておいて、うまく使い分けることが肝心です。
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