たくさん貯金したいなら、この「常識」を知れ ボーナスが残らない人に共通する特性
夏のボーナス(賞与、一時金)シーズンが到来しました。日本経団連の5月末発表によると大手企業の2015年夏のボーナス平均妥結額は91万3106円と、昨年夏より2.43%増え、3年連続の伸びとなっています。
昨年より増えたボーナスを「とりあえず貯金する」という人は少なくないでしょう。しかし、いつのまにかその貯金が消えてしまう人がいます。「なぜかおカネが貯まらない」。そんな人には、ある共通点があります。
それは、おカネにまつわる常識を知らないことです。
「貯まる人」にとっては、いまさら言うのが恥ずかしいくらいの常識も、「貯まらない人」は本当に知らないことが多いのです。この差は、将来、大きな金融資産の差になります。「知らなくても貯まっていた」という幸せな人も、常識を知ればさらに「貯める」モチベーションが上がるはず。基礎からきっちり再確認しましょう。
「貯金でおカネを殖やす」は無理
まずは、大事なおカネを預ける預貯金の常識です。なんとなく、給与振込口座におカネを入れっぱなしという人は多いでしょう。バブル期なら、定期預金や養老保険におカネを預ければ、どんどん増えました。
当時は、ほぼ元本保証で、年利が7%くらいの商品がたくさんあったのです。どれくらいおカネが増えたのでしょうか。「72」という数字を使ってみましょう。72を金利で割ると、おカネが何年で2倍になるかがわかるのです。
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