たくさん貯金したいなら、この「常識」を知れ

ボーナスが残らない人に共通する特性

実は40~50代でも貯金ゼロの世帯は全体のおよそ3割いるとされています。さらにいうと世帯年収1200万円の家庭でも、およそ1割が貯金ゼロなのです。なんとかなるかもしれませんが、困ったことにならないように、貯められるうちに貯めておくのが得策です。

退職後の生活費は現役世代と2割も変わらない

「老後はおカネがかからない」と思っている人もたくさんいます。現役時代のように、スーツを買う必要もなくなり、ローンも終わり、教育費もかからないので半分くらいのおカネで生活できるのではと思っています。

「総務省家計調査」によれば、2人以上の世帯の消費支出(2014年)の全国平均は、50代が34万6211円、60代で29万5955円です。急に半額になったりしません。

夫婦2人きりの、高齢者無職世帯の平均も見てみましょう。65歳以上の夫と60歳以上の妻の世帯で23万9485円です。

この「平均」の中には、毎日の食費や水道光熱費だけではなく、「特別費」と言われる、旅行や観劇といった趣味教養費、孫へのお年玉、冠婚葬祭費、入院、介護費、リフォーム代などなど、すべてのおカネが含まれています。毎月の生活費は20万円でも、10万円の旅行に行く月があったり、外壁塗装で100万円かかる月が平均化されるイメージです。

子どもが独立し、2人きりの生活になっても、およそ24万円の生活費がかかると思っておいたほうがいいでしょう。さらに、インフレになれば生活費は増えますが、年金も同じように増えてはくれません。

おカネが貯まらない人の多くは、見通しが甘い人が多いのです。未来は予測できませんが、人生90年も想定内です。あたりまえのことですが、おカネのことを知っていると知らないのでは大違い。さらに、「知っている」と「実行している」の違いは、あなたの金融資産残高になって現れます。今後は、「知らない」人と「実行している」人の差が大きく開いていくでしょう。おカネの寿命が自分の寿命より先に絶えないようにするには、今から何をすべきか考えておきたいですね。

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