なぜ家計簿をつけるのは、つまらないのか?
昔から、「家計をしっかり管理するために家計簿をつけましょう」と、おカネのアドバイスをする人たちは必ず言います。
家計簿をつけておけば、その家の収支が時系列で分かります。この効果はとても大きくて、特に赤字家計を抱えて悩んでいる方は、その原因を追及できます。原因がわかったら、対処も簡単ですよね。
だからおカネの相談に乗っているFPたちは、赤字家計で悩んでいる相談者に、家計簿をつけるようにお勧めするのです。
私も、家計の収支を改善させるために家計簿を付けることには賛成です。家計簿は、資産形成をするための第一歩だとも思っています。
ただ、家計簿を付けるのって、本当につまらないのですよ。で、いくら家計簿を付ける効用について説明し、納得してもらっても、大半の人は三日坊主で終わります。
なぜだかわりますか?
答えは簡単。つまらないからです。多くの人は、最初から「家計簿をつけなきゃ」と義務感に駆られ、数日付けない日があると、「ああ、日にちが空いちゃった」と今度は焦燥感に駆られ、挙句の果てには「もういいや。どうせお給料も少ないし、数字をつけているだけで家計が黒字になるはずもないし」と、無力感を味わいながら、家計簿を放り出してしまうのです。
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