だから、家計簿をつけるときには、何か効果が見えるようにしなければなりません。たとえば、先月に比べて今月は3000円も多く貯蓄に回すことができたら、また来月も頑張ってみようと思えるじゃないですか。
「どうして3000円も多く貯蓄できたのだろう」
「あ、スタバに行く回数を半分に減らしたからだ」
という気付きにつながっていけば、家計簿を付けるモチベーションは、断然に上がっていきます。
漠然とつけず、具体的なアクションに結びつける
つまり家計簿は、ただ漠然とつけているだけでは何の効果も得られません。ほんのちょっとでも良いから具体的なアクションを起こす。それで初めて、家計にプラスの効果をもたらすのです。
前出のように、スタバに行く回数を減らした結果、前月に比べて3000円も多く貯蓄できたなどというのは、まさにその好例といっても良いでしょう。その積み重ねが、自分自身の資産を築いていくことにもつながっていくのです。家計簿をつけるのは、資産形成の第一歩といっても過言ではありません。
もうひとつ、前出のマネーフォワードの別のアンケートでは、「貯金をうまくすることができず悩んだ経験はありますか?」という設問が設けられていて、それに対する回答は次のようになりました。
前述したように、家計簿と資産形成は密接につながっています。貯金をうまくすることができずに悩んでいる人は、家計簿をつけるだけで満足している恐れがあります。もちろん、それではおカネなど貯まるはずがありません。
家計簿の数字を見て、どこに無駄があるのかを把握したら、それをどんどん削っていく。こうして初めて、おカネを貯めることができるのです。
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