年下の長髪のイギリス人を自分でナンパして、同棲を始めたというハナコさん。もうすでにこの甘い生活は1カ月も続いているのだとか。仕事中も彼のことが気になり、気が気ではないとのこと。
彼は彼で、毎日ハナコさんの帰りをまだかまだかと待っていて、家に帰るとすっ飛んできてハグするらしいのです。すっ飛んでくるのは極端だとしても、ハグすること自体は、外国ではよくあることですので驚きません。でも、改めて日本でこんな話を聞くと、なんともラブラブで、本当に「ごちそうさま」という感じですね。クラスメートも「さすが、外国人の彼氏はちがうなぁ」と納得の様子でした。
でも、家でずっとハナコさんを待っているということは、彼氏は無職?
仕事をしないで日本にいるイギリス人って……。たまたま失業中なのか、学生なのか。いや、学生だって学校は行くでしょうし、もしかして不法滞在?なんて、筆者は不安になってしまいました。でも、そんなことは誰も気にならない様子。「愛があれば、ほかには何もいらない」ってやつですかね、きっと。筆者はそういう感覚、ずいぶん前に忘れてしまいました。何なら、「ちゃんと仕事をしている人にしなさい」とハナコさんを諭したい。
幸せいっぱいのハナコさん、スピーチをしながらも本当にうれしそう。今はとにかく、彼のために料理をするのが、至福なのだとか。ハナコさんが料理をしている間、彼はずっとキッチンに一緒にいてくれるみたいです。「それって邪魔じゃない?」なんて聞いてはいけないですね。
大食漢
彼の好物は鶏肉。なんと毎日、鶏肉を食べるようなのです。でも、white meat (鶏や魚などの白身肉)は健康的でいいですね。ハナコさんによると、
なのだそうです。いや、まさかね……。
これ、このまま訳すと「彼は毎日鶏を丸ごと1羽食べるんです」という意味です。食欲もすごいことになりますが、食費もすごいことになりそう。これも先ほどの髪と同様、冠詞の間違いだと、すぐに気づきました。
chicken を数えられる名詞として、a chicken と言うと「鶏一羽」という意味になってしまいます。ふつうに私たちが考える「鶏肉」という意味では、数えられない名詞として a や s をつけずに chicken と言います。つまり、正しくは
となるのです。同様のことが、キャベツやピザ、ケーキなどにも当てはまります。
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