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ライフ #蘊蓄の箪笥 100章

「皇居」の真実をどれだけ知っていますか あのブームの発火点はホステスだった

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81. 一般参観のコースは、桔梗門~窓明館~富士見櫓下~塔の坂~宮殿東庭~宮殿中門~正門鉄橋(渡ってから折り返し)~宮殿東庭~宮殿北車寄前~山下通り~宮内庁庁舎前~桔梗門の約2.2km

82. 窓明館には宮内庁生協があり、菊の御紋入りのお菓子、財布などのグッズ、特製の日本酒などが購入できる

83. 皇居外苑の楠公レストハウス売店では、皇居周辺で採れた蜂蜜『皇薫蜜』や菊最中などが販売されている

84. 1年に2回、1月2日と天皇誕生日は「一般参賀」として事前の申請なしで皇居の中に入ることができる

85. 吹上御苑内は一般公開されないが、「みどりの月間」5月に自然観察会が開催されている。事前申込が必要

86. 皇居内の手入れや清掃は、一般の有志である「勤労奉仕団」により平日のほぼ毎日作業が行なわれている

87. 勤労奉仕団の申請は15~60名の団体で参加時15~75歳であることが条件。参加者は一般では入れないエリアで作業し天皇・皇后のご会釈を受けられることもある

88. 皇居や御所、御用邸などの警備は専門の皇宮警察本部が行なっている。皇宮警察は警察庁の付属機関

89. 皇居には宮内庁職員である侍従職、女官が勤務し、宮中における儀式、行事など皇室に関わる事務、伝統文化の維持・保存、皇室財産の管理などを担っている

90. 宮内庁職員の定員は、特別職・一般職を合わせて1016人(平成24年度末)

皇室祭祀をつかさどる掌典職

91. その他、宮内庁職員とは別に、内廷の組織として、皇室祭祀をつかさどる掌典職が置かれている。掌典長の統括の下、掌典次長、掌典、内掌典など

92. 内掌典は未婚女性に限られ、賢所構内に住み込んで髪形から食事まで伝統に則り厳しい潔斎の毎日を過ごす

93. 江戸城は天台宗大僧正の天海の勧めを受けた徳川家康により陰陽道や風水術を緻密に計算して築かれたとされ、今も皇居は都内随一のパワースポットともいわれる

94. 皇居に対して東京タワーは裏鬼門、スカイツリーは鬼門の方向にあり、2つのタワーが皇居の魔除けとなっているという都市伝説も囁かれる

95. 国有財産としての皇居の資産価値は、土地と建物を合わせて2146億4487万719円(2009年財務省資料)

96. 宮殿および御所で行なわれた儀式、拝謁、会見、茶会、午餐、晩餐など両陛下主催の行事は平成26年中に約230件

外国人観光客の増加(撮影:今井康一)

97. 皇居東御苑は外国人観光客の増加もあり、2014年に日本人を含めた年間入場者数が初めて100万人を突破

98. 1968年に一般公開が始まった皇居東御苑の総入場者数は、2014年7月に2500万人を超えた

99. 皇居は英名で「The Imperial Palace」

100. 政府は2016年度から景観アピールと安全性向上のため皇居外苑各所での夜間ライトアップを検討している。

(文:森谷美香/モノ・マガジン編集部、モノマガジン2015年11月16日号より転載)

参考文献・HP/『皇居』(JTBパブリッシング)、『知っておきたい日本の皇室』(角川学芸出版)、『皇室 Our Imperial Family』第43号(扶桑社)、『世界大百科』(平凡社)、宮内庁ホームページ、他 関連サイト

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