「祝日」はなぜあるの?
1. 日本の祝日は「国民の祝日に関する法律」(祝日法)で定められている
2. 第一条で「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつよりよき社会、より豊かな社会を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを国民の祝日とする」と定義している
3. 「国民の祝日に関する法律」が初めて制定されたのは、昭和23年(1948年)
4. はじめ祝日は年間に9日だった
5. 現在定められている国民の祝日は、1年間に15日
6. 祝日法第二条で、祝日の名称や月日、意義などをそれぞれ以下のように定めている
7. 「元日」1月1日。「年のはじめを祝う」
8. 「成人の日」1月の第2月曜日。「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」
9. 「建国記念の日」政令で定める日(2月11日)。「建国をしのび、国を愛する心を養う」
10. 「春分の日」は春分日(年により日付が変化する。例年3月21日頃)。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日
11. 「昭和の日」4月29日。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」
12. 「憲法記念日」5月3日。「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」
13. 「みどりの日」5月4日。「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し豊かな心をはぐくむ」
14. 「こどもの日」5月5日。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
15. 「海の日」7月の第3月曜日。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う」
16. 「敬老の日」9月の第3月曜日。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
17. 「秋分の日」秋分日(年により日付が変化。毎年9月23日頃)。「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」
18. 「体育の日」10月の第2月曜日。「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」
19. 「文化の日」11月3日。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」
20. 「勤労感謝の日」11月23日。「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」
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