ハロウィンのこと、正しく理解していますか

知ればきっとタメになる蘊蓄100章

 ハロウィンのシンボル「ジャック・オー・ランタン」(写真:Zidi / PIXTA)
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。
蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。第5回のテーマは「ハロウィン」。この時期の風物詩だ。しかし、ふと冷静に考えてみるとハロウィンのことを正しく理解している人がどれだけいるだろうか。こんな今だからこそ知っておきたい、ハロウィンにまつわる蘊蓄の数々。あっという間に身につく、これぞ究極の知的な暇つぶし。引き出しを覗いたキミはすっかり教養人だ。

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ハロウィンに仮装するのはなぜ?

1. ハロウィンは毎年10月31日に行われる伝統行事

2. ハロウィンの歴史は2000年前にさかのぼり、古代ヨーロッパの原住民ケルト人の風習がルーツとされている

3. 古代ケルト人は10月31日にあたる日を1年の終わりと考え、その日は現世と霊界の間の門が開いて死者の魂や精霊、魔女などが地上をさまようと信じられた

4. 人々はこの日、作物や動物を捧げ1年の収穫を感謝するとともに、たき火をたき仮面を被るなどして魔除けにした

5. ハロウィンの仮装は、魔物に似た装いをすることで彼らの仲間と思わせ身を守るためのものだった

6. 7世紀頃、キリスト教では11月1日を万聖節(すべての聖人と殉教者を記念する日)と定められた

7. この万聖節の前夜祭と古代ケルトの伝統行事が結びついたのがハロウィンの起源と考えられている

8. 「Halloween」という言葉は、「万聖節の前夜」を表す「All Hallow’s Even」が短縮されて定着したもの

9. 「Hallowe’en」とも表記される

10. 日本では「ハロウィン」と表記され「ハ」にアクセントをおくのが一般的となっているが、本来は「ハロウィーン」でアクセントは「-ween」のほうにおかれる

11. 中国語では「万圣夜」や「西方的鬼節」

12. 北アイルランドのデリーはハロウィン発祥の地

13. デリーは今でも世界最大級のハロウィンカーニバルが開かれることで知られる

14. 米国にハロウィンが上陸したのは、ヨーロッパからの移民、とくにアイルランド系の移民が急増した19世紀

15. アイルランドから米国への移民が爆発的に増えたのは、1845年から続いたジャガイモ飢饉が大きな原因のひとつ

モノ・マガジン10月16日号(10月2日発売)。特集は「スーパースニーカー列伝」「大人の粋なバイクスタイル」「働くカバンPart5」「地方創生:山梨県」などです。上の画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

16. 米国でハロウィンを公式行事として最初に祝ったのは1924年ミネソタ州アノカ郡。篝火やパレードが催された

17. 現在のハロウィンブームは米国から世界へと広まった

18. ハロウィンの日には仮装した子どもたちが近所の家を訪ね歩きお菓子をもらう。決まり文句は「Trick or Treat(お菓子をくれないと悪戯するぞ)!」

19. 子どもたちの訪問を受けた住人は「Happy Halloween!」と答えお菓子を渡すのが習わし

20. 「Trick or treat」の掛け声が普及したのは20世紀以降で、1927年のカナダの文献に記録されたのが最初

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