01. 皇居は天皇の平常時の住居
02. 古くは宮、宮室、内裏、禁裏、禁中、内、大宮、大内、九重、百敷とも呼ばれ、平安時代の記録にはすでに「皇居」の語も見られる
03. 「宮」とは「御屋(みや)」が語源で、宮のある場所「宮処(みやこ)」が「都」となった
04. 初代・神武天皇の橿原宮は大和三山のひとつ畝傍山の麓に築かれたと伝えられる
05. 古代、天皇の住居は1世ごとに移転される習わしだった
06. 持統天皇により藤原京が営まれると歴代遷宮の風習は廃れ、平安京遷都後は「万代の宮」と定められるに至った
07. 現在の皇居は、江戸時代に徳川将軍の居城であった江戸城を前身とする
08. この地の歴史は、平安時代末期に武蔵国の豪族、秩父党の江戸重継が館を築いたことにはじまる
09. 江戸氏没落後の1457年、その居館跡を拡張して江戸城を築城したのが室町時代の武将、太田道灌
10. 当時の江戸城は海に面して建ち、道灌は「わが庵は松原続き海近く、富士の高嶺を軒端にぞ見る」と詠んだ。
皇居の住所は本籍地として人気
11. 江戸城は1524年に北条氏の支城となり、豊臣秀吉の討伐による北条氏滅亡後の1590年徳川家康の居城となった
12. 外濠の開削、石垣、土手などの建築・改築により、3代将軍家光の1636年頃には江戸城の総構が完成した
13. 「皇居」の歴史は、明治維新後1868年に明治天皇が入城したことにはじまる
14. それ以前は、平安遷都以来1000年あまりにわたって京都御所が皇居であった
15. 東京遷都後、江戸城は「東京城」、「皇城」と改称され、明治宮殿完成後に「宮城」を公称と定めた
16. 第2次大戦後は「宮城」という名称が廃止され、以来一般に「皇居」と称される
17. 皇居をはじめすべての皇室財産の所有者は国である
18. 皇居の住所は東京都千代田区千代田1-1
19. 郵便番号は100-0001
20. 皇居の住所は本籍地として人気。一説には2000人以上が皇居を本籍にしているとも
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