ダビデ級の肉体は、どのようにして作るのか 東京ファイトクラブに超肉体派が登場!
「トレーニングの素晴らしいところは、これまでの自分史上なったことのない身体に、自分の努力次第でなれることです。頑張った分だけ目に見えて成果が現れてきますから、日々、小さな成功体験の積み重ねなんです。
とにかく小さな成功を積み重ねる地道な努力を継続するのみ。この小さな成功は人をポジティブにし、自信をくれます。このような体験は、老若男女、誰でも、いつからでも始めることが可能です。
僕は、自分自身の体を使って誰でも進化出来ることを証明し、その素晴らしい体験を共有する仲間を増やして行きたいんです」
――とは言え、和久井さんのようにお仕事をしながら身体を絞るには限界もある、という方のほうが多いと思いますが、すぐにでも健康の為に出来ることってありますか?
そう尋ねると、日本人はまだまだ健康のメカニズムやフィットネスに関して、知識が浅い部分がある点を指摘した。
「最近は◯◯だけ摂取、◯◯をカット等の極端で限定的な栄養摂取だったり、飲み物で手軽に食べられる商品が盛り沢山ですが、人間の体がどのような構造で、何を材料に出来ているのか知ることが重要です。
「自分次第で自分史上最高の身体になれる」
でないと、体に必要な材料が不足して、本来のダイエットの目的である美しさとは遠くかけ離れたバランスの崩れたボディラインになったり、リバウンドしてしまいます。例えば、健康に良さそうな表向きのイメージとは裏腹に、飲みやすさのために糖質がたっぷり入ったスムージーを飲み、その後、おにぎりやサンドイッチ、お菓子を食べる。これでは糖質過剰で、太ってしまうのは当たり前なんですよ」
糖質制限や炭水化物制限などが声高に叫ばれる中、メディアや商品の販売側の情報を鵜呑みにするのではなく、身体のメカニズムをきちんと理解した上で、何をどういったタイミングで摂るのがベストなのか、理解を深めるべきと語った。