日本男児「総伊達男化」という遠大なる野望 これが「東京ファイトクラブ」だ!

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その場の趣旨に合った着こなしをすることで、人生も変えられると野望を抱く東京人
「日本は精神の国なので、歴史的に見ても精神論が論じられることが多く、欧州に比べると視覚的な美意識は重要視してこなかったんです」
ここに、ファッションの力を信じ、ファッションでオトコの魅力を引き出し、その人の人生まで変えようと立ち上がった一人の男がいる。

東京ファイトクラブのゴングが鳴り響く――今回のファイターは原田浩太郎だ。

「東京カレンダー」(運営:東京カレンダー株式会社)の提供記事です

◆8:00PM

渋谷Bunkamuraの裏路地に入ったところを数分歩いていくと、ひっそりとレンガ造りの建物が見えてくる。

ジムではなく、トレーナーを選ぶ時代へ

原田浩太郎は、週に1度、この建物の地下にある完全予約制パーソナルジムのShibuya Fitness Sharezに通っている。

ジムのドアを開けると目の前には待合いスペースがある。

「秀哉~!」

トレーニングを受けている他のお客さんがいないか確認してそう呼びかけると、地下のトレーニング場に続く階段を下りていく。

「お疲れ様です! 今日もやってきましょうか。」と柔らかな笑顔で迎えてくれるのは、このジムの発起人である岡崎秀哉トレーナーだ。

長年の友人でかつ同い年の2人

ジム着に着替えながら、直近の状況をお互いにキャッチアップする。準備が出来たら1時間程のトレーニングの開始だ。

ベンチプレス、ベントオーバーローリング、スミスマシンショルダープレス、ツイスト等の上半身を中心としたメニューを全8種類程度、それぞれ10~20回3セットこなす。

トレーニングを始めてから最初の3か月間は毎日朝昼晩の3食を撮影してトレーナーに送り、原田氏の生活習慣や体質に合わせて無理のない食事改善をした。その結果、7か月で体脂肪15%から7%へ絞るのに成功。

職業柄、ほぼ毎日のように会食がある為、まずはビールをハイボールに変え、大好きだったラーメンも我慢し、摂取する糖質をかなり減らすように意識した。

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