外国人に響く!すぐ使える5つの「接客英語」 これだけのフレーズで千客万来!?
飲食店での英語接客も、基本的な考え方は販売員と同じく「マニュアル英語」です。定番のフレーズを一通り覚えれば、すぐに実践できるようになるでしょう。
まずは、どんな場面でも絶対使える、「超定番フレーズ」をご紹介します。
Here you are.(こちらです)
学校の授業で最初の方に習う「はい、どうぞ」というフレーズですが、これも立派な接客の英語。友人や家族はもちろん、お客さまにも普通に使えます。
テーブルをご案内して、Here you are. 「こちらです」
メニューや食事、スプーン、おしぼり、お皿、調味料など、何かをお渡しする時に、Here you are.「どうぞ」
お会計のときに、合計金額を見せて、レシートやおつりを渡して、Here you are.「こちらです」
といった具合に、一言添えるだけで印象がぐっとよくなります。
慣れてきたら、
Here is the menu. 「メニューはこちらです」
Here is the Oshibori (wet towel). 「おしぼりをどうぞ」
Here is your receipt. 「レシートです、どうぞ」
といった具合にアレンジをすると、よりこなれた感じの表現になります。
まずは、あらゆる場面で使える Here you are. から、レストランでの接客をはじめてみてください。
「〜いたしますか?」は、May I?だけでOK!
「ご注文を承りましょうか?」
「お皿をお下げしてもよろしいでしょうか?」
レストランでは、お客さまが快適に食事を楽しめるよう、いろいろなお声掛けをします。とはいえ、上記のようなセリフは、たった一言で言えてしまうのです。
それが、May I? というフレーズです。
本来は、May I ~? と、「~」の部分に動詞を入れて、
May I take your plates?「お皿をお下げしてよろしいですか?」
という形の文章となります。
ただ初心者の方だと、とっさに単語が出てこないかもしれません。
そこで初心者の方には、単にMay I? と、笑顔でお声掛けをすることをおすすめします。
ハンディ(注文を取る機械)や注文を取るメモを持っていたら、May I? だけでもMay I take your order?「ご注文を承りますか?」であることが十分に伝わります。
お皿を下げるとき、空いたお皿に視線を向けながら手を差し伸べて、May I? と言えば、May I take your plates?「お皿をお下げしてよろしいでしょうか?」とわかりますよね。
実はこれ、「語尾の文章が明らかなときは、省略する」という習慣を逆に利用した裏ワザフレーズです。
たとえば、
Shall I (bring the coffee to the guest)? 「私がやりましょうか?」
といった具合です。日本語の場合も、無意識に省略していますよね。英語の場合はその習慣が強く、「暗黙の了解」があるときは May I? や Shall I? を多用しても、とくに失礼という印象は与えません。
あまり難しく考えず、ジェスチャーと May I? で、心のこもったサービスを心掛けてみてください。
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