デキない男が必ず質問で使う「3つの言葉」 重箱の隅をつつき会話のラリーが続かない

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デキる人は相手の話を構成に整理して、わからない部分を質問します。相手の言ってることを自分なりに整理するのが、デキる人の質問「文法」。文法の型は話のテーマで変わりますが、究極的には4つの文法に集約されます。

実はこの4つの文法には共通点があります。すべてアーティストDAIGOさんのDAI語録みたいな、アルファベットの略語なんです。

デキる人の質問・4つの文法

デキる人の思考はDAI語で表現できる!
①MMM
「目的、目標、問題」の略。何をやるべきかがテーマの時に話の構成を整理する型です。
・目的:なんでそれをしたいのか、それをするとどんなよいことあるのか
・目標:目的をみんながわかるように数値化したら何になるか
・問題:目標数値と現実に、どれだけGAPがあるのか
そして課題〜どうやったら、そのGAPを埋めれるのかを考えます。
②IPO
「Input Process Output」の略。やるべきことは決まっていて、どうやるかがテーマの時に整理する型です。
・Input:どんな情報や材料が必要か
・Process:どうやって作業を進めるか、どんな方法で作るか
・Output:どんな物、どんな資料をつくるか
③QCD
「Quality Cost Delivery」の略。何を作るか(Output)が決まっていて、どう仕上げるかがテーマの時に整理する型です。
・Quality:どれくらい丁寧につくるか、どれくらい仕上がりが粗くてもよいのか
・Cost:どれくら手間や人手をかけるか、かけないか
・Delivery:スピード重視かゆっくりでもよいか
④PDC
「Plan Do Check」の略。仕上げ方が決まり、アクションの進め方を整理する型です。
・Plan:予定
・Do:実行
・Check:実行状況を予定と比べる
そして予定どおり進んでいないなら、Action〜対策をうつ。

答えと間違い(正しいか合ってるか)、相手の話の理解(どういう内容か)。DFDN男子とデキる人との違いは、質問で何を探しているかに尽きるのかもしれません。人の魅力を表現してきたある小説家も、こんな言葉を作品に残しています。

人間のことを善人だとか、悪人だとか、そんなふうに区別するのはばかげたことですよ。人というのは魅力があるか、さもなければ退屈か、そのいずれかですからね
〜 オスカー・ワイルド
タブ タカヒロ ビジネスコンサルタント、はたらく女性のかていきょうし

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たぶ たかひろ / Takahiro Tabu

東亜大学トータルビューティ学科客員准教授。外資系アパレル2社→MBA取得→コンサルティングファームという経歴で現在に至る。新卒でやたらと有能な女性の多い職場で女子力を鍛えられ、海外勤務も経験。MBA取得後、コンサルティングファームにて、男くさいロジックと競争の世界に翻弄され、一瞬自分を見失ったものの、土壇場で開眼。周りを巻き込み味方を増やしてわくわく仕事をするスタイルを確立。週末にライフワークとして行っている「はたらく女性のかていきょうし」は大人気の数カ月待ち。セミナー開催や、雑誌取材など多方面で活躍中。共著に『外資系コンサルはなぜ、あえて「手書き」ノートを使うのか?』(KADOKAWA)。

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