デキない男が必ず質問で使う「3つの言葉」 重箱の隅をつつき会話のラリーが続かない

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そもそも「質問力」とは何でしょう? 会話を盛り上げる力なので、コミュニケーションの観点で2つの要素に分解すると考えやすいと思います。

・言葉:質問をする時の言葉や話し方

・文法:質問の構成や、思考の型

まずは質問する時に使う言葉から考えます。DFDN男〜デキるふりしたデキない男の会話を観察してると、次の3ステップで質問をしています。

デキるふりしたデキない男の質問3ステップ

デキない男は理解しているふりをするから、会話が成立しない

①「なるほど」

まずはこの返しです。理解してないけどわかったつもり。「なるほど」の一言だけ返して質問しない。若手のデキるふり男子に多いようです。本人は気づきませんが、上司先輩から説明を受けての「なるほど返し」は、わかってないんじゃないかと相手を不安にさせます。

②「おっしゃるとおりで〜」

次にこの返しです。相手の発言を受け入れてるようで、実態は丸ごとスルー。本人に自覚はありませんが、自分の言いたいことを早く言うため、ほかの話題へ切り替えるために使う言葉です。発言した相手にスルーされた印象を与えてしまいます。

③「一つだけ質問いいですか?」

そして質問。よく耳にするフレーズだと思います。何か鋭い質問が来るのかと期待させますが、重箱の隅をつついた指摘だったり、内容がわかっていないのでズレた質問だったりする傾向が強いです。会話が発展せず、もう一度最初から説明する羽目になることも。

デキない男子の質問は、一見理解してるようで実は会話が成立してません。テニスやバレーボールのようなスポーツにたとえると、ラリーが続かない状態で話しが盛り上がらない。

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