日々の「Why?」と上手に付き合う、心の健康術

「べき論」のぶつかり合い、どう乗り越える?

厚切りジェイソンさんのネタから学べる、感情コントロール法とは?(撮影:梅谷秀司)

前回は、お気楽なようで実は学ぶ事柄の多い蛭子能収氏の言葉を拾い、アンガーマネジメントの理論から検証しました。この記事の情報は、TBSテレビの番組でも取り上げられるなど、大きな反響をいただきました。

さて今回は、IT企業幹部兼お笑い芸人としてブレイク中、若者からの人生相談が著作『日本の皆さんにお伝えしたい48のWhy』(ぴあ)になり話題を呼んでいる厚切りジェイソンさんと、やはり漢字を題材にした少年院での授業が評判になり、『あっ!命の授業』(廣済堂出版)を書かれたゴルゴ松本さんの言葉を対比しながら、「解釈の衝突」をどんなふうに乗り越えていくべきか考えてみたいと思います。

終盤では、こういった状況へのアンガーマネジメントを用いた具体的アプローチも紹介しますので、最後までお付き合いください!

日本人もうなる、数々の「Why?!」

この連載の過去記事はこちら

師走の恒例行事である、その年の世相を表す漢字一文字。2015年は「安」でしたね。安倍政権下での安保関連法案の審議、世界で頻発するテロへの不安などが選ばれた理由です。

こうした「漢字」の意義に関して、高学歴のIT企業役員にして、ワタナベエンターテイメント所属の芸人であるアメリカ人・厚切りジェイソンさんが、非常に的確な疑問をいくつも呈しています。「Why Japanese People?!」のフレーズは、すっかりお馴染みにものになりました。

代表的なところでは、「なんで、ケモノを守ると書いて『狩』なのか?」「なんで、直線だらけの文字なのに『円』なのか?」「なんで、親を切るのに『親切』なのか?」。いずれも「なるほど」と頷くことばかりで、日本人の私たちでも説明できる人は多くない内容でしょう。

次ページ「親切」をゴルゴ松本が説明すると?
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