結婚・出産後も長く働ける会社を探すには?

「就職四季報 女子版」の読み方と使い方<1>

出産・子育てをサポートしてくれる企業を探そう(写真:Ushico / PIXTA)
『就職四季報』を知っていても、全就活生を対象にした「総合版」、女子大生向けの「女子版」、中堅企業向け就活に絞った「優良・中堅企業版」の3種類があることを知らない学生が多いのではないか。
現3年生(2017年卒)を対象にした『就職四季報』は、上述の3種類とも2016年1月25日に全国発売される予定だ。前回連載(2015年12月212325日)した「総合版」に続き、今回も3回にわたって「女子版」の読み方・使い方についてポイントを解説していく。

「勤続」「3年後離職率」「既婚率」に注目

就職四季報プラスワンの過去記事はこちら

『就職四季報女子版』では、まず「勤続」「3年後離職率」「既婚率」をチェックすることをお勧めする。ここに掲載されているのは、女子社員のみを対象にした数値。

男女合わせた全体で好ましい数値であっても、女子社員だけで見ると数字が悪いというのでは、女子にとって意味がない。また、これら欄の数値は業界や企業によって大きな差があるから注意が必要だろう。

まず「勤続」は女子の正社員の平均勤続年数を表す。基本的に、居心地の良い企業ならば社員は辞めない。勤務場所や給料が好条件であっても、居心地の悪い会社ならば、早期に退職してしまうものだ。

たとえば、いわゆるブラック企業の場合、成績次第では高給を得られるが社員の定着率は低い。単純にいえば、この勤続年数が長い企業は女子が就職するのによい企業と言えるだろう。

男女別で見ると、女子よりも男子の勤続年数が長いケースが多いが、その逆のケースもある。たとえば、ホンダ系自動車部品メーカーのケーヒンの平均勤続年数は男子16.6年に対して、女子は23.4年と女子が圧倒的に長い(2015年3月期)。

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