ジャンクフードのみで10週間生きると人間はどうなるか→ダイエットの黄金ルールさえ守れば何を食べても痩せられる

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ハンバーガーとフライドポテト
ジャンクフードしか食べない生活を10週間送ると、体はどう変化するのでしょうか(写真:ctktiger/PIXTA)
「ダイエットするなら糖質制限が大切で、油の摂取はそんなに気にしなくてよい」
「健康的に痩せるには筋トレ+プロテイン」
そんな昨今のダイエット常識が、日本人には当てはまらないとしたらどうでしょう?
世の中でダイエットによいとされている生活習慣は、そのほとんどが欧米人を対象とした研究結果を根拠としています。そのため、日本人の体質に当てはめても効果がないどころか、かえってダイエットをじゃまするものまであるのです。
では、日本人の体質に合ったダイエット習慣とはどんなものなのか?
のべ30万人以上を診察した内科医の奥田昌子医師は、新著『これをやめれば痩せられる』で、科学的根拠をもとに日本人がもっとも効率よく痩せる方法を紹介。
以下ではその奥田医師が、ダイエットを妨げるNG習慣「朝食を菓子パンで済ませる」について解説します。

手軽な菓子パンの重い代償

朝食を菓子パンで済ませたくなる気持ちはよくわかります。

『これをやめれば痩せられる』
『これをやめれば痩せられる』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

家で朝食を食べなきゃいけないと思ってはいても、そんな時間あるわけない。

歯を磨いて、鏡をのぞき込んで髪をなでつけ、着替える。こんなときに限ってコンタクトレンズがうまく入らない。スマホは持った。鍵はどこだっけ、鍵は!

かくして、家を飛び出し、電車にギリギリ飛び乗って、会社の近くにあるコンビニかカフェで甘いパンとコーヒーを買い、会社に持ち込むことになります。

入社したころは家で朝ごはん食べてたけど、こうやって途中で買えば、30分よぶんに寝ていられるでしょ。コンビニの袋はちょっと恥ずかしいけど、カフェの紙袋はおしゃれだから、会社の人に見られても問題ないし。

いえ、問題はあります。コンビニやカフェのパンは菓子パンや惣菜パンが中心で、食パン、フランスパン、ベーグルなどと比べてカロリーが高そうですね。

生クリームやバター、チーズ、チョコレートなどを使ったものが多く、町のベーカリーのパンより大きくて、生地がみっしり詰まった印象があります。

実際のところは、どうなのでしょうか。

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