シナリオ1:別居~思いやりある別居は、憎しみ合いながらの同居よりも親孝行
義母はまだ若いです。思い切って別居して、赤字がひどい自営業を辞め、確実に収入が見込める働き口を探して勤めに出るべきです。それで足りない分は、あなた方が援助するという形に、踏み切るべきです。
彼には別居することで、優しい自分に戻れそうだと、説得してください。親も同居して嫁に避けられるより、別居して嫌われない方がいいはずです。デリカシーがない親でも、息子が板挟みになっているのを感じるのは、辛いことです。
別居のほうが親孝行になることもある
その代わりあなたのことですから、別居してもそれで終わりとはならず、(それにご夫君の顔を立ててでも)義母を優しく遇されることでしょう。憎み合いながらでも同居する方が、別居よりは親孝行とは絶対に限りません。
半年で同居の解消を言い出すのは気まずいことですが、辛抱して暮らすには両者ともまだまだ若く、先は長いです。別居時は最悪の関係でも、その後修復できる親子はいくらでもいます。夫君には、義母を侮辱せずに訴えましょう。
シナリオ2:同居を続ける~「夫を悲しませないシステム」の構築
ここでは私が、このコラムでこれまで申し上げてきたこととは正反対のことを、聞いていただきたいと思います。
私ごとですがわが夫は三男でしたが、結婚当初から姑と同居し、最後のお見送りまでさせていただきました。その経験から申しますと、あなた方の同居はまだ始まったばかりです。相撲で言えば、取り組み前の四股を踏む準備段階です。本相撲は、まだ始まっていません。
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