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《素ラーメン400円》をラーメン1000円超え時代に始めた"人気チェーン"…チャーシューもメンマもないのに満足度が高い「具なしラーメン」が刺さる訳

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  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
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今回の素ラーメンが「美味しいスープをダイレクトに楽しんでほしい」という狙いで生まれたように、同社の商品開発は何か素晴らしい素材があり、それを美味しく食べてもらうにはどうしたらいいか?ということが起点になって新商品が生まれることがほとんどだそう。

例えばビールのつまみにぴったりな「塩ゆで秘伝豆」。これは米の契約農家が山形にあり、社長の池野谷ひろみさんが、産地を訪問した際、山形で出合った青大豆の食べ方に感銘を受けて商品化したもの。2025年12月の限定のメニュー「新しんとこラーメン」も、初代店長が考案したラーメンをベースに自社ファームでとれたブロッコリーの美味しさが生きるように考案した。

塩ゆで秘伝豆200円、ハーフサイズなら110円と少しだけ食べたいときにありがたい(ぎょうざの満洲ホームページより)

「3割うまい!!」を守って値付けしたら400円になった

やはり物価高の中で「ラーメン一杯400円」という値段は際立つが、この値付けは特に意識したわけではないという。

同社のマスコットキャラクター、ランちゃんが示す「3割うまい!!」とは、「原材料費は3割」というポリシーを表している。それ以下は美味しさを損ない、それ以上では利益が出ないという考えだ。「商品開発の起点は、まず美味しい素材があって、それを味わってもらうために開発する。値付けについては3割になるよう自然と決まる流れですね」と松田さん。

三本指で「3割うまい!!」を表すぎょうざの満洲マスコットキャラクターのランちゃん。社長の池野谷ひろみさんがモデルなのだとか(筆者撮影)

素ラーメンの開発当初は社内でも「すごくいい商品だ」「うちのスープの美味しさを知ってもらえる」と歓迎ムードだったという。一見すると地味な素ラーメンだが、ぎょうざの満洲を語るなら、これを食べずして語ることはできない一品だ。

※本記事に登場するメニューの価格はすべて取材時点のものです。価格はその日の時価や為替によって変わります。また、昨今の原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性もあります
【画像を見る】この素朴な佇まいがいい…! 400円の素ラーメンはこんな感じ
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