「さすがに高い」と客離れが続くココイチが密かに「高級パフェ店」を買収していた…"ほぼ3000円"メニューの実力と、それでも納得感がある理由

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

冒頭でも軽く触れたが、最近のココイチといえば、「高い」という印象でしばしばネット上で物議を醸している。

カレー単品で見ればお手頃価格のココイチだが、ココイチの醍醐味は豊富なトッピングを自分好みに楽しめること。近年の原材料の高騰などにより、ココイチも例に漏れず値上げを進めているが、それによってうかつにトッピングを重ねると2000円を超えそうになる。ここでココイチが長年培ってきた「お手頃チェーン店」のイメージが良くも悪くも作用し「思ったより高い」という印象を持たれてしまっている。

そんな低単価イメージから脱却できないココイチに、独自のポジショニングや体験価値を打ち出し高単価化に成功しているGAKUからは、学ぶことは多そうだ。

そもそもGAKUはリゾット店だった

ここまではGAKUをパフェの店として紹介したが、実は同社のスタートはリゾット専門店だった。

イタリアンの料理人として経験を積んだ橋本学氏が2006年、札幌に「リゾッテリア ガク」を創業したのが始まりだ。その後、甘いもの好きの橋本氏が「お酒を飲んだ後にパフェが食べられる場所があれば」と、夜パフェ専門店を展開している。創業のリゾット専門店に加え、炉端居酒屋も展開している。カレーとリゾットなら、同じ米料理として知見をシェアできるかもしれない……。

カレーと夜パフェという意外な組み合わせだが、今後はどのような影響を及ぼし、企業の成長につなげていくのか注目したい。

【画像】ココイチより高い…でも納得感はある?高いものは約3000円もする「夜パフェ店」のメニュー【全23枚】
大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

おおぜき まなみ / Manami Ozeki

1988年栃木県生まれ。東北大学卒業後、教育系出版社や飲食業界系出版社を経て、2019年3月より飲食業界のトレンドを発信するWEBメディア「フードスタジアム」の編集長に就任。年間約300の飲食店を視察、100人の飲食店オーナーを取材する。
Instagram:@manami_ohzeki

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事