《ブームから10年》「一流シェフの料理を立食で安く食べる」で一世を風靡した「俺のフレンチ」。最新店舗を訪れて知った意外すぎる"現在の姿"

かつて一大ブームとなった「俺の」。現在はどうなっているのか(筆者撮影)
2010年代半ばに一世を風靡した「俺の」。当時、行列に並んだという人も多いのではないだろうか。
一世を風靡した革命的な店、その現在は?
ブックオフを生み出した坂本孝氏が立ち上げたVALUE CREATE株式会社(現・俺の株式会社)が展開する「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」といった「俺の」シリーズの飲食店。
「凄腕シェフによる高級レストランの料理を、立って食べる代わりに破格で食べられる」と、当時は行列ができる店として話題になった。
フォアグラやトリュフ、キャビアなど高級食材を惜しみなく使った料理を客単価3000円ほどで提供。一般的に飲食店の食材原価率は30%が目安と言われる中で60%や80%超えの商品を投じ、その分、回転率を稼ぐことで商売を成り立たせた常識はずれのビジネスモデルが注目を浴びた。
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