親が「子どものためだけに生きる」のはつらすぎる。「無理に変わろうとせず、まずは今の自分を見つめて」

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近視は病気です
子どもが大事なあまり、親はつい過干渉ぎみになってしまうが……(写真はいずれも本人提供)
「近視になってもメガネをかければいい」と思っている人は少なくないが、実は近視は将来的に失明につながる眼疾患の発症リスクを高める、危険な疾患なのである。しかし、身近に眼疾患の経験者がいなければ、その実感が湧かない人がほとんどではないだろうか。
近視は病気です』の著者であり、近視の予防を呼びかける眼科医である窪田良氏の対談企画。今回は「かおりメソッド」や「天才ノート」など、子どもを勉強好きに育てるユニークな方法を提案する教育コンサルタントの岩田かおりさんを招いてお話を聞いた。第3回のメインテーマは、親自身の人生を大切にするための考え方について。岩田さんが受講生に伝えている内容なども解説してもらう。

子どもを“おもんない大人”にしたいか

近視は病気です
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窪田:現代の親は、あまりにも子どものリスクを排除しすぎなのではないかというお話をしてきました。私自身はほったらかされて育ちましたが、それも結果的には悪くなかったと思っています。

それでも、いざ自分が親になってみたら、ついつい先回りして子どもの行く先を整えたくなる気持ちもわかるようになりました。親が子どもに手をかけすぎると、どんなデメリットがあると思いますか。

岩田:いろいろありますが、1つは“おもんない大人”になってしまうことが挙げられると思います。

窪田先生もアメリカ時代に差別を受けたとのことですが、そうした苦労や挫折の経験がある人のほうが、人柄も優しいしお話も面白いと感じています。さまざまなことを乗り越えてきたからこそ、人間的な厚みが出るのではないでしょうか。

親が子どものリスクをすべて排除してしまうと、小さなことにいちいち折れてしまったり、深みのない大人になったりしてしまうのかなと思います。

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