子どもを“おもんない大人”にしたいか
窪田:現代の親は、あまりにも子どものリスクを排除しすぎなのではないかというお話をしてきました。私自身はほったらかされて育ちましたが、それも結果的には悪くなかったと思っています。
それでも、いざ自分が親になってみたら、ついつい先回りして子どもの行く先を整えたくなる気持ちもわかるようになりました。親が子どもに手をかけすぎると、どんなデメリットがあると思いますか。
岩田:いろいろありますが、1つは“おもんない大人”になってしまうことが挙げられると思います。
窪田先生もアメリカ時代に差別を受けたとのことですが、そうした苦労や挫折の経験がある人のほうが、人柄も優しいしお話も面白いと感じています。さまざまなことを乗り越えてきたからこそ、人間的な厚みが出るのではないでしょうか。
親が子どものリスクをすべて排除してしまうと、小さなことにいちいち折れてしまったり、深みのない大人になったりしてしまうのかなと思います。


















