「暴力を振るう生徒以上にたちが悪い」「傍観者と言えるのか」などの声が…栃木「県立高校で暴行」周囲で"楽しく観戦"する生徒があんなにもいる理由

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動画は流出すればデジタルタトゥーになる

だが、これは皮肉にも、逆もまた然りである。前述した証拠動画という観点から見れば、加害者には「社会的な制裁」という罰が与えられ、被害者と同じく「永遠の加害者」であることを刻印するデジタルタトゥーがいつまでも付いて回ることだろう。

スクリーンショット
暴露系インフルエンサーの投稿によって広く知られた今回の事案。仲間内でのみ動画を共有するつもりだったのだろうか。結果的に流出し、大騒動となった(画像:Xアカウント@deathdolnoteより)

この終わりのない悪夢から目を覚ますためにも、学校から「暴力が容認される」聖域を排除し、適正な指導と保護という救済がなされなければならない。でなければ、関係者たちは、テクノロジーの破壊性、両義性に復讐されるほかはないだろう。

【関連記事】「退学にすべき」「絶対に許してはならない」と大炎上…栃木・県立高校で「顔を殴る」「頭部を蹴る」事案が発生、動画がここまで拡散した納得の理由
真鍋 厚 評論家、著述家

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まなべ・あつし / Atsushi Manabe

1979年、奈良県生まれ。大阪芸術大学大学院修士課程修了。出版社に勤める傍ら評論活動を展開。 単著に『テロリスト・ワールド』(現代書館)、『不寛容という不安』(彩流社)。(写真撮影:長谷部ナオキチ)

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