「暴力を振るう生徒以上にたちが悪い」「傍観者と言えるのか」などの声が…栃木「県立高校で暴行」周囲で"楽しく観戦"する生徒があんなにもいる理由

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いじめ
一方的な暴行を周囲で楽しそうにはやし立てる生徒たちに問題はないのか(写真:ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA)
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栃木の県立高校で生徒が別の生徒に暴行した様子を撮影した動画がSNSに投稿された問題で、高校側が動画の生徒が同校の者であることを認めた。報道によれば、「いじめ防止対策推進法のいじめの定義に該当し得る」との認識を示したという。

筆者は、暴行動画が拡散された背景要因について、前回の記事で「自力救済」の視点から論じた(栃木「県立高校で暴行」動画がここまで拡散した訳)。自力救済とは、自分の利益を侵害された者が、法の適正な手続きに従った国の機関などによる救済が期待できない場合に、自力でその回復を図ることを指している。

「自力救済」は決して褒められないが…

近年、このような動画などの直接的な証拠による告発が顕著になってきている。

いじめや虐待、パワハラなどの人権侵害に対して、警察や組織の対応が遅い、または期待できない場合に、被害者や関係者が証拠動画をSNSに公開し、メディアを中心とした世論の力を借りて社会的な制裁を下す方法である。

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